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【愛知】入院ALS患者にヘルパー派遣 春日井市、費用9割支援

2016/06/27

 重度の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者が円滑なコミュニケーションをとれるよう、春日井市は今月から入院している医療機関へのヘルパー派遣を支援する事業を始めた。ヘルパーを通じて看護師と意思疎通を図ることで、安心して入院生活を送ってもらうのが狙いだ。 (佐久間博康)

 市地域福祉課によると、2014年度末時点で市内のALS患者は25人。中にはまばたきでしか意思疎通できない人もおり、文字盤を使って患者の意向を読み取る特殊な技能が求められる場合もある。そのため、十分に対応するのが難しく、家族にかかる負担も大きいことから、ヘルパーの派遣が必要となっている。

 支援の対象は重度のALS患者で、市の要介護認定か障害支援区分の認定を受けるとともに、訪問看護、居宅介護、重度訪問介護のいずれかを利用していることが条件。利用期間は1回の入院につき14日以内で、最大30日まで延長できる。1日当たりの利用時間は入院から14日までが8時間以内、15日以降は4時間以内。

 費用は障害者総合支援法の重度訪問介護にかかる額となり、利用者と、ヘルパーを派遣する事業所が契約を結ぶ。費用のうち9割を市が支援する。

 同様の制度は、県内では名古屋市、安城市、蒲郡市で始まっている。春日井市地域福祉課の担当者は「患者に接することに慣れたヘルパーが患者と医療機関との懸け橋になれば」と期待する。同課=0568(85)6184

 ALS 運動神経が侵されて筋肉が縮み、徐々に動かなくなる難病で、呼吸困難にもなる。原因は不明で、現時点で根本的な治療法は見つかっていない。国内の患者数は2014年末時点で約9900人。

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