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【愛知】長寿医療研調査 高齢男性に顕著 歯19本以下 要介護リスク 

2016/04/16

 歯が19本以下の高齢男性は、要介護状態に陥る危険が高い「痩せ」のリスクが、20本以上より1・5倍高いことが、国立長寿医療研究センター(大府市)などのグループによる調査で分かった。介護予防のため適切な歯の治療、定期的な歯科検診の受診が大事になるとしている。

 グループは、研究プロジェクト「日本老年学的評価研究」として、2010年度、県内を中心に全国31市町村の高齢者約9万6千800人(男性45%)を調べた。

 親知らずを除き通常28本ある歯のうち、食べられない物が出てくる19本以下を基準に、歯の状態と食事で魚や肉などの取り方を調査した。

 19本以下だったのは男性65・9%、女性67・7%。19本以下の人のうち、最近六カ月で体重が2~3キロ減ったと答えた人は、20本以上に比べ、男女とも約1・2倍多かった。男女を問わず、歯が少ないと体重減少の危険が高いことが示された。

 一方、痩せの基準とされる体格指数(BMI)18・5未満の割合は、男性の場合、19本以下が、20本以上より、1・5倍高かった。女性はほぼ同じで、グループは、肉食が多い男性に比べ、女性は太りにくい魚を多く食べる傾向が強いためと推測する。

 国立長寿医療研究センターの近藤克則老年学・評価研究部長(日本福祉大客員教授)は「10万人規模調査は例がなかったが、今回は一時点の状況。長期的推移も追跡したい」と話す。(室木泰彦)

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