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【愛知】半田市と医師会連携促進、ケア向上へ 在宅患者情報ネットで共有

2015/12/10

 半田市と半田市医師会は今秋、医師に加えてケアマネジャーや薬剤師など介護、在宅医療に関わる人がインターネットで患者の情報を共有できるシステム「だし丸くんネット」の運用を始めた。関係者間の連携促進や質の高いケアの提供が期待されている。 (大久保謙司)

 ネットは、在宅患者ごとに専用ページが設けられ、主治医や看護師、ケアマネジャー、利用する薬局の薬剤師らが、患者の健康状態や留意点などを投稿スタイルで書き込む。市医師会が貸与する情報端末を使用し、投稿は文字のほか画像、動画も可能だ。投稿内容は時系列順に専用ページに表示され、患者の状態が一目で分かる。

 専用ページの作成は、情報共有の同意書を提出した患者に限り、どの関係者に共有を許すかは患者が決める。市高齢介護課によると、11月末の運用開始以後、15人が同意し、関係者に利用されている。

 半田市医師会は、市内と一部市外の医院も参加する情報網「ドクターウェブ」を運用。さらに、市立半田病院の情報システムともつなぎ、地域の連携医療に生かしている。

 今回のだし丸くんネットは、市が利用する大手メーカー富士通のシステム「Human Bridge EHRソリューション」にある在宅ケア用の機能を活用している。

 利用する関係者の研修会もあり、七日は市医師会健康管理センター(神田町)で、医師やケアマネジャーら計105人が集まり、システムの理念や目的などを確認した。市医師会の花井俊典会長は「利用してネットへの意見をどんどん出してもらい、よりよいものにしていきたい」と話した。

 在宅医療、介護分野で、同様の情報共有システムは全国で導入が進み、知多半島では大府市が4月から「おぶちゃん連絡帳」を運用している。

医師らも参加し、ネットによる情報共有の仕組みを確認した研修会=半田市医師会健康管理センターで
医師らも参加し、ネットによる情報共有の仕組みを確認した研修会=半田市医師会健康管理センターで
端末に表示される「だし丸くんネット」専用ページの見本。時系列で患者についての投稿が並ぶ
端末に表示される「だし丸くんネット」専用ページの見本。時系列で患者についての投稿が並ぶ

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