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【愛知】医師不足で72施設が診療制限 県内病院、調査開始以降最多

2015/09/16

 医師不足で何らかの診療を制限している県内の病院は6月末時点で、全体の22.4%にあたる72施設(前年同期比で3施設増)に上り、県が調査を始めた2007年度以降で最も多い。このうち診療科や入院の休止、急患の受け入れ制限といった「特に影響の大きい診療制限」は47施設(前年同期と同じ)を数え、深刻な状況が続いている。

 ◇ ◇ ◇

 診療科別で診療制限をしている病院の割合は、産婦人科が19%(前年比4・1ポイント減)と従来通り最多で、精神科11・7%(同2・9ポイント減)、小児科10・9%(同0・1ポイント増)、内科10・7%(同0・4ポイント減)と続く。

 県内を12の医療圏域に分けた地域別で、診療制限をしている病院の割合は、尾張西部(一宮、稲沢市)が42・1%(同5・3ポイント増)で昨年に続き最多。19施設中8施設だった。ただ「特に影響の大きい診療制限」に絞って見ると、東三河北部(新城市、設楽、東栄町、豊根村)が33・3%で最も高く、6施設中2施設。次いで東三河南部(豊橋、豊川、蒲郡、田原市)22・9%、尾張北部(春日井、犬山、江南、小牧、岩倉市、大口、扶桑町)20・8%の順。尾張西部は15・7%にとどまる。

 県は09年度から順次、県内4大学の医学部の定員に「地域枠」を設置。2年間の臨床研修を含む卒業後9年間を、県が指定する病院に勤めれば奨学金返還を免除する制度を導入している。第1期生5人が17年度に赴任する予定で、医務国保課の担当者は「過疎地域を優先的に医師不足の改善につなげたい」と期待している。

 調査は医療法に基づく病床数20以上の322二施設を対象に実施した。

 (赤川肇)

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