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【岐阜】得意な針仕事心込め タオル帽子がん患者に

2015/01/16

大垣の中村さん NPOに贈る

大垣の中村さん NPOに贈る

 抗がん剤の副作用で脱毛に悩む人の役に立とうと、県内に広がっているのがタオルで帽子を作る人たちの輪。大垣市浅草の室内装飾業中村絹子さん(69)もその1人で「病気の真っただ中にいる人が明るい気分になってくれたら」と、NPO法人がんサポートセンター(岐阜市)に贈った。 (山本克也)

 身内をがんで亡くした中村さんは、タオル帽子を作るボランティア「希望の帽子ぎふ」について報じた昨年9月の本紙記事を機に作り始めた。

 仕事を終えた夜、知人から手渡された見本作品を参考に1日に数枚を作っていった。女性が着用することも考え、自身が集めたカラフルなタオルにひもや飾りを付けるなどの工夫も加え、約3カ月で60枚を仕上げ、贈った。

 がん治療や支える家族を思い「患者さんがかぶってくれる姿を想像しながら縫う」と中村さん。「回数を重ねるうちに作業も速くなって楽しい。これからも、得意な針仕事を生かして役に立てたら」と意気込んでいる。

 同センターには、県内企業からも帽子用のタオルが寄付されるなど認知度が上がっている。作られた帽子は、大垣市民病院など県内の病院で治療を受ける患者に無料で届けられているが、製作や寄付を引き続き募っている。

【問】同センター=050(1131)2586

がんサポートセンターにタオル帽子を贈った中村さん(右)=大垣市内で

がんサポートセンターにタオル帽子を贈った中村さん(右)=大垣市内で

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