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中日新聞 進学・医療・福祉NEWS

【岐阜】精神障害への偏見やめて 来月7日にフォーラム

2014/11/15

患者の会 発病や生活の苦労発表

 精神障害に対する理解を深めてもらおうと、岐阜市などの患者でつくる「ほっと●(ハート)ほっと」が12月7日、同市美江寺町の市民会館で、イベント「私たちのリカバリーフォーラム」を開く。病気を知られまいと過ごしてきたメンバーが、初めて一般市民に訴えかける催し。「病気になっても、いろんなことに挑戦してる。普通に仕事も生活もできることを伝えたい」と意気込んでいる。(宇佐美尚)

 会員は同市日野東の支援センター「ふなぶせ」で活動する男女12人。統合失調症や不安障害、てんかんなどの症状があり、それが原因で離職や離婚を経験。中には「病気を知られたら(人間関係が)終わりだと思っていた」と、同僚の前で薬を飲むことすら避けてきた人もいる。

 そんな同じ悩みを持つ人同士が支え合おうと、2010年に会を設立。これまで病院の看護師や看護学校の学生、民生委員ら精神障害の患者と関わる可能性の高い人に、経験を語って理解を求めてきた。

 活動の中で、20代のメンバーから「もっとたくさんの人に話を聞いてほしい」との声が上がったことを機に一般向けのイベントを計画。月2回のミーティングの中で内容や各自の役割、宣伝先の選定などを進めてきた。

 当日は4人が、発病や入院、家族との関係といった病気に関わる自身の経験を「リカバリーストーリー」として発表する。仕事や生活上の苦労、病院での生活など4つのテーマでメンバーと参加者が話し合う時間も設ける。

 最年長の多賀寛さん(66)は「偏見や差別をなくしたい。生の声を聞いてもらい、普通の人と変わらないと分かってほしい」と話している。参加無料で定員80人。事前申し込みが必要。(問)ふなぶせ=058(245)8168

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