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中日新聞 進学・医療・福祉NEWS

【愛知】重度障害児 一時預かり開始 安城の施設「親が休める時間を」

2014/09/25

 人工呼吸器や胃に直接栄養を流し込む胃ろうの管理が必要な重度障害児の一時預かりを、安城市の民間施設が始めた。地元で訪問看護事業に取り組んできた看護師と作業療法士の親子が、障害児の世話を自宅で休みなく続けている親の姿を見て「力になりたい」と、7月から受け入れている。(紙山直泰)

 安城市赤松町の療養通所介護・児童発達支援事業所「レスパイトステーション安(あん)あん」が現在、安城、豊田両市の計4人を週に2回程度、午前九時から午後3時まで預かっている。

 安あんは、同じ場所で3年前から訪問看護事業を手掛ける企業「LIBS」(エルアイビーエス)の社長で作業療法士の太田崇さん(37)と、母親で看護師の太田絹子さん(65)が新たに設けた。

 医療機関や施設で重度障害児を預かる「レスパイトケア」の必要性は全国的に叫ばれているのに、サービスを提供している場所は少ない。太田さん親子は高齢者や障害者の自宅を訪問する中で、24時間、365日続けて障害児を世話している親たちの苦しい姿を間近に見て、レスパイトケアに取り組むことを決めた。

 LIBSにはもともと、太田さん親子を含めて看護師11人、作業療法士3人、保育士1人のスタッフがおり、人工呼吸器の管理や子どもの発達を促すトレーニングに当たっている。

 崇さんは「障害児を世話する親が休める時間を提供できるように、少しずつニーズに応えていきたい」と話している。

 問い合わせはレスパイトステーション安あん=電0566(91)8765=へ。

重度障害のある子どもを持つ親のために、子どもを一時預かりするレスパイトケアを始めた太田崇さん(中央(右))と絹子さん(同(左))=安城市の「レスパイトステーション安あん」で

重度障害のある子どもを持つ親のために、子どもを一時預かりするレスパイトケアを始めた太田崇さん(中央(右))と絹子さん(同(左))=安城市の「レスパイトステーション安あん」で

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