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中日新聞 進学・医療・福祉NEWS

【愛知】臓器移植のセミナー 中区で元患者ら体験語る

2014/04/21

 臓器移植の普及啓発に取り組むNPO法人日本移植者協議会(大阪市)による移植セミナーが20日、中区の名古屋都市センターであり、元患者らが移植の体験談を語った。

 協議会が1995年ごろから各地で開くセミナーで、今回は腎移植をテーマに手術前後の患者や家族ら約40人が参加。名古屋第二赤十字病院(昭和区)の渡井至彦・移植外科部長が最新の移植医療について講演したのに続き、元患者らが登壇した。

 渡井医師の執刀で、改正臓器移植法により中部地方で初めて、家族同意のみの脳死提供者から膵臓(すいぞう)、腎臓の同時移植を受けた一宮市の加藤みゆきさん(42)は「透析がなくなり、息子から『母ちゃんが家にいるのが不思議』と言われた。死んでしまうと思っていたが、今は息子の結婚式に出る夢がかなえられれば」と話した。

 11年前に生体腎移植で夫(62)のドナーとなった安城市の築山生美さん(61)は「腹腔鏡(ふくくうきょう)手術の進歩で負担が少なくなり、翌日には夫の病室まで会いに行けた。同じ体験をした仲間がいて、大きな安心と元気をもらえた」と振り返った。(奥田哲平)

高校生の息子の写真を見せながら、移植の経験を語る加藤みゆきさん(右奥)=中区の名古屋都市センターで

高校生の息子の写真を見せながら、移植の経験を語る加藤みゆきさん(右奥)=中区の名古屋都市センターで

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