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中日新聞 進学・医療・福祉NEWS

【愛知】看護師国家試験に合格 EPAで来日 県内4、5人目

2014/04/22

松波総合病院 リナさん
木沢記念病院 ジャメラさん

 県内の2病院で働くアジア人女性2人が、日本の看護師国家試験に合格した。病院ではすでに重要な人材として働いており、猛勉強で日本語の難関を突破した。県内では4、5人目になる。(大島康介、酒井健)

 2人は、松波総合病院(笠松町)のインドネシア人リナ・スリャニンシさん(27)と、木沢記念病院(美濃加茂市)のフィリピン人ケヴェド・ジャメラ・フランチェスカ・カハイオンさん(30)。

 看護師は、日本が両国と結んだ経済連携協定(EPA)によって2009年から門戸が開かれている。2月の試験には、全国で280人が受験。29人だけが合格した。

 リナさんは10年に来日。1日8時間の猛勉強で、「褥瘡(じょくそう)」などの専門用語を読めるようになり、4回目の試験で合格した。

 すでに准看護師として手術部門の経験があり、4月からは回復期やリハビリテーションの病棟で勤務する。「入院患者さんといろいろ話し、元気になる様子を見るのはうれしい」と笑顔を見せる。

 ジャメラさんも10年に来日し、今回が4度目の挑戦。3月に合格が発表されると、すぐに母国の両親に電話で報告し、一緒に喜んだ。「知識よりも日本語が一番難しかった。継続は力なりですね」

 現在は手術室担当。「もっと日本語が上手になり、(患者との対話が多い)病棟の仕事もしたい」と張り切る。

 2人とも引き続き、同じ病院で勤務する。松波総合病院の山北宜由病院長は「日本人の看護師が不足している中、即戦力として期待している」と話す。

山北宜由病院長(左)らと話すインドネシア人看護師リナ・スリャニンシさん(中)=笠松町の松波総合病院で

山北宜由病院長(左)らと話すインドネシア人看護師リナ・スリャニンシさん(中)=笠松町の松波総合病院で

看護師としての辞令を手にするジャメラさん=美濃加茂市の木沢記念病院で

看護師としての辞令を手にするジャメラさん=美濃加茂市の木沢記念病院で

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