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中日新聞 進学・医療・福祉NEWS

【岐阜】可児で虹の会 映画上映会 監督と取材協力の医師が対談

2014/04/15

 ホスピス病棟に密着したドキュメンタリー映画「いのちがいちばん輝く日」の上映会が13日、可児市下恵土の市文化創造センターであった。溝渕雅幸監督(51)と取材協力した細井順医師(62)の対談もあり、細井医師は「患者さんの側にいさせてもらうという気持ちで医療に当たっている」と語った。(遠藤康訓)

 上映会は、ホスピス医療の周知、がん患者と家族の悲嘆ケア集会を続ける可児市の団体「虹の会」が、発足10周年を記念して企画した。

 映画は、滋賀県近江八幡市のヴォーリズ記念病院ホスピス病棟を40日間取材。患者や家族、細井医師をはじめとする医療スタッフに密着し、受け継がれていく「いのち」をテーマにした。

 対談で、細井医師は「何かをしてあげるのではなく、最期は神様に委ねようと寄り添っている」と日ごろの心境を表現した。

 ホスピスは全国に250カ所余しかなく、需要が満たされていない現状も説明。「国は在宅医療を増やそうとしている流れで、在宅を望む患者さんも多い。自分の心の中にホスピス(語源・暖かくもてなす)をつくるのが大切ではないか」と話した。

 溝渕監督は「死は必ず訪れるとは知っていても、なかなか実感は伴わない。病棟は自分にとって非日常の世界だった」と振り返った。「その日のために『よい別れ』を準備する大切さを思った。亡くなった方の思い、存在が自分の中の力になる」とも強調した。

 中日新聞社後援。市内外から260人が集まった。

ホスピス医療への思いや考えを語る細井順医師(右)と溝渕雅幸監督=可児市の市文化創造センターで

ホスピス医療への思いや考えを語る細井順医師(右)と溝渕雅幸監督=可児市の市文化創造センターで

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