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中日新聞 進学・医療・福祉NEWS

【社会】男性看護師 全国の輪 あす発足少数派 交流拡大へ

2014/03/31

 女性が約94%を占める看護師の職場で、計約6万3000人の男性看護師の全国的なネットワークをつくり、活躍する場を広げようと「日本男性看護師会」が4月1日に一般社団法人として発足する。登録会員は現在、約420人。病院や自治体の組織単位で加入する男性看護師団体もあり、今後、全国規模に広げ、世界の男性看護師との交流も進めるという。

 同会は「更衣室やトイレなど設備が整っていない」「給与が低く、ポストも少ないためキャリアを築きにくい」などの悩みを聞く相談会を開くほか、情報交換のための交流会や新たな挑戦をしている男性看護師などを紹介する勉強会を開く。男性看護師を増やすために、高校生向け説明会なども予定している。

 さらに「男性看護師をどう扱えばいいか分からない」という女性上司の相談を受ける活動も検討していくという。

 男性看護師は電子カルテ導入の講師役、パソコンや電気関係の仕事、体重の重い患者の移動などで活躍することが多い。

 子供の看護の際、お父さんやお兄さんの役割などで専門性を発揮しているという。

【男性看護師】 男性の看護業務従事者は病院では看護人として戦前から存在していた。制度として確立したのは1968年。当初、精神科や手術室に勤務する人が多く、男性は看護士、女性は看護婦と呼ばれていた。男女とも看護師に名称が統一されたのは2002年。文部科学省や大手予備校の河合塾によると、看護系大学の入学定員は1990年度の約560人から2014年度は約1万9400人に増加。男性看護師は約6万3000人に増えている。

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