2010/01/16
岐阜労働局が15日発表した県内の高卒就職内定状況によると、昨年11月末時点の内定率は前年同期より6・8ポイント低い81・8%で、IT不況といわれた2002年度と並ぶ過去最低水準となった。
景気の先行きが不透明で、企業が求人を控えていることが主な要因。前年度に求人全体の半数以上を占めた製造業は57・6%減と大幅に減少した。卸売・小売業や建設業も減少が目立った。
厳しい雇用情勢を受け、就職から進学などに切り替える生徒も増えている。求職者は初めて4000人を下回り、3690人。卒業予定者に対する求職者の割合は19・6%と、過去最低になった。
労働局は2月も合同企業説明会を開くなど就職の支援活動を続ける。
(大橋洋一郎)
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