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【滋賀】高校生の就職内定率62・7% 昨年同期比15ポイント下落

2009/12/20

 県教育委員会などがまとめた10月末時点の来春高校卒業予定者の就職内定率は62・7%で、昨年同期比で15・4ポイント下落したことが分かった。

 来春の高校卒業予定者数は例年並みの1万2137人。求人数は前年比でほぼ半減の1万403人。10月末の内定者数は1314人で、男子の内定率65・4%に対し、女子が59・3%と苦戦している。

 苦しい就職状況を反映し、同時期としては2003年以来の低水準になっている。ただ他府県と比較すると、全国平均の55・2%を7・5ポイント上回り、都道府県別の順位は12位。近畿6府県では奈良県と並んでトップだった。

 県教委の担当者は「厳しい数値。例年はない2度目の就職相談会を1月に予定しており、今後も今にまして頑張りたい」と話している。 

 (小西数紀)