2009/12/09
10月末時点で59.6% 来春就職で
10月末時点で59.6% 来春就職で
日本高等学校教職員組合(日高教)などは8日、来春卒業予定の高校生の10月末時点での就職内定率が前年同期比で15ポイント減の59.6%で、1993年の調査開始以来、最大の下げ幅になったと発表した。
10月末時点で見ると2002年度の51.9%が最悪で、今回は過去5番目の低さ。「求人が減った」とする学校は回答のあった328校中、263校に上り、日高教は「求人の回復の見通しが立たず、新たな就職氷河期というべき事態」としている。
調査は日高教と全国私立学校教職員組合連合が28道府県、403校を対象に実施した。
内定率は男子が65.7%、女子が50.5%。進路変更について初めて聞いたところ「進学から就職」は145校、351人の報告があった。このうち273人が経済的理由による変更だった。
一方、「就職から進学」は219校、843人。日高教は多くの生徒が就職をあきらめ、費用のかからない職業訓練校などに進路変更したとみている。
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