2009/12/09
来春卒業者向けインターン新設
追加経済対策で、雇用対策として経済産業省は、来春卒業者向けの就職支援を強化することを打ち出した。就職先が決まらないまま卒業する人を対象としたインターンシップ(就業体験)事業の創設などを図る。
「就職氷河期」の再来ともいわれる中、採用意欲のある中小企業を掘り起こし、新卒者との雇用ミスマッチを解消するのが狙い。
新事業は来春、未就職のまま卒業した人5000人を対象に、中小企業で半年間程度、就業体験をしてもらう。技術習得支援金として月15万円程度が支給され、企業には教育訓練費として月10万円程度が出る、事業規模は約数百億円。採用意欲のある中小企業のリストをまとめて年内に公表したりして学生の就職を支援する。
このほか、雇用維持のため企業に補助する雇用調整助成金の支給要件緩和などが盛り込まれた。現行要件の「最近3ヶ月の生産量が直前3ヶ月または前年同期比で5%以上減少していること」に加え、赤字企業は前年比10%以上減」の場合も支給対象にする。
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