中日新聞CHUNICHI WEB

就職・転職ニュース

  • 無料会員登録
  • マイページ

【石川】海保の仕事 もっと知って 特殊船2隻を一般公開

2009/10/19

金沢に寄港 測量船『天洋』など

 特殊な業務を行う海上保安庁の船舶「つしま」と「天洋」の一般公開が十八日、金沢港の無量寺埠頭(ふとう)であった。

 つしまは、日本周辺の広い海域で灯台の光度測定などを行う同庁唯一の航路標識測定船。天洋は、日本近海の水深や海流などを調べる測量船。

 天洋の船内では、乗組員が測定で得たデータを基に、金沢港の海底地形を見学者に説明した。つしまの遠藤和幸船長は「海保には海難救助や犯罪捜査以外の仕事があることも広く知ってもらいたい」と期待した。

 両船とも業務の合間に金沢港へ寄港した。一般公開は十一月一日の「灯台記念日」に関連して企画された。 (山本真士)

見学者に業務を説明する乗組員(左)=航路標識測定船「つしま」で
見学者に業務を説明する乗組員(左)=航路標識測定船「つしま」で