2009/09/29
県内中学
県内の中学二年生が職場体験を通して職業観を身に付ける「十四歳の挑戦」が二十八日、富山、滑川、氷見、南砺各市の計九校で始まった。生徒約千人が十月二日まで約三百の事業所で勤労学習をする。
氷見市消防本部で職場体験を始めたのは、北部、十三両中の男子生徒七人。作業服に身を包み、室谷誠雄警防課長(59)らの指導で消火器の取り扱い訓練を受け、消火活動の基本を学んだ。
鉄製の容器の中で黒い煙を上げて激しく燃える灯油を目掛けて消火剤を噴射し、火を消し止めた。体験期間中、救助訓練やポンプ放水なども体験する。
十三中の杉守恭介君(13)は「初日から普段したことのない経験をさせてもらって視野が広がった」と成果を話した。
二〇〇九年度は県内八十二校の生徒約一万人が約三千の事業所で学ぶ。
(奥村圭吾)
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