2009/09/19
退職後に営農を目指す人に農業の基礎を学んでもらう「帰農塾」のアスパラコース指導会が18日、飯田市北方のアスパラ畑であった。
帰農塾は、JAみなみ信州と下伊那農業改良普及センターが共催し、3年目。今年は市田柿、アスパラ、リンゴ、花きなど6つの専門コースに計76人が学んでいる。
このうち、アスパラコースには14人が参加し、5月の定植からスタート。今回は、同JAみなみちゃん生産課の寺沢和嘉さんから、アスパラの秋冬の管理法を学んだ。寺沢さんは「今後は養分を根にため込む時期になるので、しっかりと養分を蓄積させてほしい。それが来春の収穫量に大きく影響します」とアドバイスした。
パートを辞め、今年からアスパラ生産を始めた豊丘村の女性(60)は「来春の収穫を楽しみに、しっかりと管理します」と話し、熱心に聞き入っていた。
(一ノ瀬千広)
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