2009/08/28
全国文化財壁技術保存会(本部・愛知県江南市)の研修生七人が二十七~二十九日、鏝絵(こてえ)の名工竹内源造の出身地・射水市を訪れ、鏝絵の技を学んでいる。
七人は佐藤治男会長(京都市)ら全国の左官職人。射水市戸破の竹内源造記念館で、夏の風景や植物、わが子の名前の文字など多彩な題材に挑戦。源造の技術を受け継ぐ鏝絵師石崎勝紀さん(南砺市)の指導を受けながら、鏝絵の下地となる砂しっくいにデザインを書き写した。二十九日までに仕上げる。
江南市の志村まい子さん(26)は、チョウが描かれた家紋をデザイン。「源造をまねて、生きているように作りたい」と話していた。
二十八日は、小杉地区の町中や砺波市の千光寺などの鏝絵を見学する。 (中村真暁)
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