夏休み中の子どもたちに警察の活動を体験してもらう「夏休み子ども警察探検隊」が５日、県警本部であり、事前公募で集まった親子４０組８０人が参加した。

　警察を身近に感じてもらおうと、毎年開いている。本部前で白バイとパトカーの体験乗車や記念撮影、警察犬の活動見学や県警音楽隊のコンサートなどがあった。

　鑑識体験では、子どもたちは指紋採取に挑戦した。鑑識課員が指紋の種類や採取方法を説明した後、実際に缶に付けた自分の指紋を採取。ハケでアルミ粉をまぶし、缶に自分の指紋が浮かび上がると興味深そうに眺めていた。

　参加した浜松市中区の小学６年村松夢斗（ゆうと）君は「きれいに指紋が採れてびっくりした」と興奮気味に話していた。

（蜘手美鶴）