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【経済】レクサス初のハイブリッド専用車発売 燃費ヴィッツ並み

2009/07/15

 トヨタ自動車は14日、高級車ブランド「レクサス」初のハイブリッド専用セダン「HS250h」を発売した。燃費は1リットル当たり23キロで、小型車「ヴィッツ」並み。シリーズで最も安い395万円からの価格帯を設定した。受注が殺到している新型プリウスの「兄貴分」(幹部)として、レクサスの需要拡大を図る。

 エンジン排気量は2400cc。プリウスにも搭載されている、低燃費運転を視覚的に支援する「ハイブリッドシステムインジケーター」を採用した。また新たな試みとして、低燃費運転を実践するとポイントがたまり、トヨタを通じて社会貢献活動に寄付できる仕組みを取り入れた。

 豊田章男社長は東京都内で開かれた発表会で「『走りプラス環境に良い』というレクサスの新たな挑戦だ」と述べた。

 4仕様があり、最高価格は535万円。月間販売目標は500台で、既に約3000台の受注があるという。9月から北米でも販売する。

発売を開始したハイブリッド専用車「レクサスHS250h」=東京都江東区で
発売を開始したハイブリッド専用車「レクサスHS250h」=東京都江東区で