県警は７月から派遣切りで定職を失った人などを雇用し、防犯パトロール隊「地域安全安心サポーター」を結成する。希望者を募集している。

　県の緊急雇用創出事業で、雇用期間は７月１日から１２月３１日までの半年間。事件の発生件数が多い四日市南署と鈴鹿署で非常勤職員５人ずつ、計１０人を採用する。児童の登下校の時間帯を中心に、駅や公園のパトロールと振り込め詐欺などの啓発イベントの支援に当たる。

　現在、仕事に就いていない人と７月１日までに雇用契約が切れる人が対象。年齢や住所、性別、経験は問わない。月間１６日または週２７時間の勤務で、月給は１２万８０００円。交通費は月額６０８０円を上限に支給される。深夜勤務はない。

　希望者は県内のハローワークで紹介状を受け取り、履歴書を同封して県警本部に送付する。６月３日必着。あて先と問い合わせは、〒５１４－８５１４　津市栄町１の１００、県警本部警務課採用係＝電０５９（２２２）０１１０＝へ。

　（鈴木龍司）