2009/05/13
中学生に地元の特産物や農業に関心を持ってもらうのを狙いに、農業体験学習が十二日、富山市吉作のナシ畑であった。呉羽中学校の一年生約二百人が、市特産の呉羽ナシの摘果作業に挑戦した。
摘果は大きくて甘い実にするため、余分な実を取り除く作業。富山農林振興センターの担当者からナシの栽培方法の説明を受けた生徒たちは、直径約一センチの青い実がなった畑で大きく、軸が長くて太い実は残しながら、専用のはさみで余分な実を切り取った。
初めて摘果作業をしたいう鷹合(たかごう)風雅君と石金夢風馬(ゆうま)君は「切り取る実を選ぶのは難しいけど、楽しい。広いナシ畑での作業は時間がかかって大変だと思う」と話していた。
生徒たちは、八月中旬に収穫作業も体験する予定。 (渡辺ゆり)
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