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【石川】緊急雇用者が市道調査 25人、市の対策事業一環

2009/05/12

 金沢市は国の交付金を使った緊急雇用対策事業の一環として十一日、求職者ら二十五人を新たに臨時職員として雇い、市道の中で修繕が必要な個所の調査を始めた。

 調査では市内を三つのエリアに分け、臨時職員が二人一組となって巡回。道路の陥没や穴、側溝やガードレールの破損、道路標識や照明の損傷などをチェックする。報告書に修繕必要個所を記録し、市が報告書を基に実際に修繕を進めていく。

 臨時職員は主に二十~六十代の男女で、中には八十代の男性もいる。十一日から七月三日まで平日は毎日勤務。初日の十一日は市役所周辺で、市職員から調査方法について説明を受けた。

 市によると、市道の総延長は約二千百キロで、毎年三千~四千件の修繕要望があるという。

  (村上一樹)

市職員から市道の道路標識のチェック点について説明を受ける臨時職員ら=金沢市上柿木畠で
市職員から市道の道路標識のチェック点について説明を受ける臨時職員ら=金沢市上柿木畠で