2009/04/24
厳しい雇用情勢が続く中、失業者の相談を国と県が連携して受け付ける「あいち求職者総合支援センター(ジョブ・ライフ・あいち)」が23日、岡崎市明大寺町の名鉄東岡崎駅前の山七東岡崎ビルにオープンした。
求職者に、行政機関が別々に持つ情報を一元的に提供しようと、県が国の緊急雇用創出基金を活用して開設。自動車関連をはじめとした製造業で雇い止めや派遣切りに遭った失業者が突出して増えている西三河地方の中心都市、岡崎市に県内で唯一、設置した。
124平方メートルのスペースに、相談ブース7席や閲覧コーナーなどを配置。平日午前9時から午後5時まで、県の担当者4人が生活資金の貸し付けや住宅、就労訓練について、国の担当者3人が職業や求人情報などを紹介する。
相談開始に先立ち、開所式があり、神田真秋知事や岡崎市の柴田紘一市長らが出席。神田知事は「駅に近く便利な場所で、一人でも多くの方の雇用につながるサービスを提供したい」とあいさつした。問い合わせは同センター=電0564(66)0860=へ。
(相坂穣)
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