2009/03/11
富山市西長江の県立総合衛生学院の卒業式が十日、同学院であり、卒業生百二十九名が学びやを巣立った。
同学院は一九五一(昭和二十六)年に当時は県内初だった看護、助産、保健の三学科からなる専門学校として設立された。看護師や助産師、保健師、養護教諭を養成している。
卒業生は、病院で実際に患者の世話をする看護実習、家庭訪問などで看護職に必要な知識や患者とのかかわり方などを学んできた。
卒業生代表の坪池沙弥さん(21)が「つらく落ち込んだときも仲間と一緒に乗り越えられた。学院での経験を糧に専門職業人として日々努力していきたい」と涙をこらえながら答辞を述べた。 (永井響太)
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