2009/02/22
県内の農業法人が就農希望者に仕事を紹介する「農の就業相談会」が21日、大津市の県農業教育情報センターであり、120人が相談に訪れた。
雇用の急激な悪化を受け、県農政課などが初めて企画した。求人側は15法人が参加。各ブースで稲作や野菜、花作りなどを説明し、働き手を求めた。就農相談のコーナーもあり、来場者は真剣に話を聴いていた。
「今は製造業の正社員だけど、今後どうなるか分からない」と京都市伏見区の会社員女性(25)。「食の安全や自給に関心がある。農業の経験はないが、少しずつ情報を集めていきたい」と、各ブースを回っていた。
農政課は「最近になって問い合わせが増え、関心の高まりを感じていたが、こんなに求職者が多いとは思わなかった。就農の需要はかなり大きいのだろう」と話している。
(妹尾聡太)
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