2025/01/04
国際機関で働く女性3人の経験談を聞く「国連を職場として」が、中村区の名古屋国際センター別棟ホールであった。3人は高校生ら70人に仕事の魅力を語り、進路の選択について助言した。
途上国の環境対策を支援する世界銀行の機関「地球環境ファシリティ」知識管理・政策担当官の松本郁子さん、国連女性機関「UN Women」日本事務所パートナーシップ専門官の岡田絵美さん、国際連合食糧農業機関ローマ本部ジュニア・プロフェッショナル・オフィサーの大沼照美さんが登壇した。
3人は多数の職歴や各国での苦労話を紹介。松本さんは「大学、大学院受験で失敗しても、いくらでもその先はある。いろんな寄り道をしながら、自分のやりたいことに近づいて」と話した。
岡田さんは「すでに働きたい国際機関があるならば、どういう事業をしているか調べ、大学や大学院で専門性の高い分野を学んで」と助言。大沼さんは「自分でできるのは選択。国連は安定職ではないが、やりたいこととつながっているので選択し続けている。国際機関を目指すのであれば、努力する選択肢を選んでほしい」と語った。
セミナーは国際連合地域開発センター(中村区)が主催した。
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