2023/03/18
今春卒業予定で就職を希望する大学生の2月1日時点の内定率は前年同期比1.2ポイント増の90.9%だったことが文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。この時期としては3年ぶりの90%台となり、新型コロナウイルス禍前の水準にほぼ戻った。文科省の担当者は「コロナの影響が落ち着き、求人が回復傾向にある」と説明している。
調査は国公私立大62校を抽出して実施した。男女別は男子が1.8ポイント増の90.1%、女子は0.4ポイント増の91.8%。文理別は文系が1.4ポイント増の90.5%、理系は0.5ポイント増の92.8%。
地域別で上昇したのは、北海道・東北88.0%(1.2ポイント増)、関東94.1%(1.6ポイント増)、中国・四国88.8%(5.5ポイント増)、九州91.9%(4.1ポイント増)。中部は3.2ポイント減の87.6%で、近畿は前年同期と同じ89.5%となった。
他の学校種は、高専が97.5%で3.4ポイント増えたが、短大86.8%、専門学校81.5%とそれぞれ0.1ポイント減少した。
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