中日新聞CHUNICHI WEB

就職・転職ニュース

  • 無料会員登録
  • マイページ

【愛知】中日新聞ビジネストレーニング 藤井4冠とAIテーマに講演

2022/01/25

本紙記者が「読みの力」など解説

 中日新聞の人材研修「ビジネストレーニング(ビズトレ)」の講演が二十日、名古屋市中区新栄一の富士電機中部支社であった。本紙文化芸能部の岡村淳司記者が「藤井聡太四冠の活躍と盤上のAI革命」と題して話した。

 十代で将棋の現役棋士の頂点に上り詰めた藤井聡太四冠(19)=瀬戸市=の幼少期からの歩みを紹介。本人が解いた長手数の詰め将棋問題などを挙げ、快進撃を支える「読みの力」を解説した。序中盤の力を飛躍的に高めたとされる将棋AI(人工知能)の歴史と進化も説明。トップ棋士の戦いで、高性能のパソコンを使った事前研究が不可欠になっている現状を語った。

 オンライン配信を含め、営業や管理部門の社員ら約十人が参加。藤井四冠が小学四年まで通った「ふみもと子供将棋教室」(瀬戸市)の練習法「めかくし詰め将棋」の体験もしてもらった。教室の生徒でもある岡村記者は「将棋は優れたゲーム。対人で指す面白さも知って」と呼び掛けた。人材研修の詳細はホームページ(「中日新聞 ビズトレ」で検索)で紹介している。

藤井聡太四冠の活躍などを紹介したビズトレの講演=名古屋市中区の富士電機中部支社で
藤井聡太四冠の活躍などを紹介したビズトレの講演=名古屋市中区の富士電機中部支社で