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【社会】女性の転職活動 2割が半年以上 パートやアルバイト

2021/11/22

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でシフトが減り、新しい仕事を探しているパートやアルバイトの女性の二割超が、半年以上転職活動をしていることが野村総合研究所の調査で分かった。希望に沿う求人が少なく、応募しても不採用になるなど、厳しい状況が浮き彫りになった。

 今年八月、パートやアルバイトで働く二十~五十九歳の女性のうち、コロナの影響でシフトが減り転職の意向がある人を対象に調査。全国の二千六十人から回答を得た。このうち実際に仕事を探している女性は31・2%。転職活動期間が「六カ月くらいまたはそれ以上」が23・4%、「四~五カ月くらい」が10・1%だった。

 仕事探しの苦労を複数回答で尋ねると「希望する条件に合う求人が見つからない」が70・2%で最多。「新しい仕事を探す意欲を維持するのが難しい」35・5%、「応募しても採用されない」26・6%と続いた。

 転職希望はあるものの仕事を探していない女性にその理由を尋ねると、求人の少なさや、収入のない期間が生じると困るなどの回答が上位を占めた。