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【愛知】8月有効求人 横ばいの1.26倍

2021/10/02

 愛知労働局が一日発表した県内の八月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの一・二六倍だった。全国平均(一・一四倍)を五カ月連続で上回った。

 伊藤正史局長は記者会見で「一部で持ち直しの動きが見られるが、九月までの新型コロナウイルス緊急事態宣言や自動車産業の減産の影響などに引き続き注視する必要がある」と述べた。

 新たにハローワークで受け付けた求職者と求人数の比率を示す八月の新規求人倍率(季節調整値)は、前月比〇・一ポイント低下の二・三〇倍となった。

 新規の求人では、前年同月比で自動車関連を含む輸送用機械器具製造業が50・9%増、生活関連サービス業・娯楽業が28・4%増、建設業が9・9%増。小売業は11・1%増で、コロナの巣ごもり需要によるペット、アウトドア用品、家電関係の求人が増えた。宿泊業・飲食サービス業は17・0%減だった。