大垣商工会議所が主催する、起業を目指す女性らを対象にした「女性創業塾」が、オンラインで開かれている。中小企業診断士や税理士などが順に講師を務め、経営の基本や収支計画の立て方を学んでいる。

　全九回で毎週木曜、ビデオ会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を使って開催する。十二月にはフォローアップ支援として、大垣商議所が参加者のビジネスプランの進捗（しんちょく）状況の確認などを行う。

　二日に開かれた初回には、市内外の三十四人が参加。大垣市の経営コンサルティング業「ＪＰコーチ＆コンサルティング」の栗田康世代表取締役が講師を務めた。自身の創業体験を交えながら、「成功するためには創業の第一ステップが大切。信頼できる仲間や支援者とともに始めること」などとアドバイスした。受講者同士による意見交流の時間もあった。（柳田瑞季）