2021/08/11
中京大 「まわしよみ新聞」講座
新聞を活用して仕事に役立つ知識を伝える「中日新聞の人材研修(ビジネストレーニング)」が六日、昭和区の中京大で開かれた。公務員試験の対策講座を受講する同大三年生三十三人が、視野を広げたりプレゼン能力の向上を図れたりする「まわしよみ新聞」講座に取り組んだ。
中日新聞教育支援事務局の原葉子さんが講師を務め、参加者は八班に分かれ、六日付本紙朝刊から興味を持った記事を切り抜いた。新型コロナウイルス、東京五輪や広島平和記念日などの注目記事を、班ごとに模造紙に貼り付けて壁新聞に仕立て、編集意図を発表した。
コロナ禍の中でもアイデアを凝らし、奮闘する個人や企業をたたえる発表の一方で、河村たかし市長の「金メダルかみつき」問題には「知事のリコール問題といい今回といい、市長は信頼回復に努めてほしい」と手厳しい意見も上がった。
題字に「考えさせる新聞」と掲げ、発表した班の福西さん(20)=東区=は「公務員試験をにらんで普段は義務的に新聞を読んでいる感もあるが、楽しく読め、考えることができた」と話した。
人材研修の詳細はホームページ(「中日新聞 ビズトレ」で検索)で紹介している。(小島哲男)
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