新型コロナウイルス感染拡大で、人同士の接触を減らせるテレワークの導入を支援する「あいちテレワークサポートセンター」が二十八日、名古屋市中村区の名古屋三交ビル内のツドイコ名駅東カンファレンスセンターに開所した。

　総合人材サービス会社「パソナ」（東京）が県の委託を受けて運営。相談員ら三人が常駐し、テレワーク導入に関する問い合わせに対面や電話で応じる。センターでは最新のテレワーク関連機器の操作体験が可能で、導入事例の紹介や専門家の企業派遣も行う。

　開所式には関係者ら約三十人が出席。視察した大村秀章知事は「多くの方に利用していただき、テレワークを進めて働き方改革につなげてもらえれば」と呼び掛けた。利用できるのは県内に事業所がある中小企業や小規模事業者で、相談は無料。平日午前九時～午後五時。同センター＝０５２（５８１）０５１０　（大野雄一郎）