2021/04/09
今年三月卒業で就職を希望した県内の大学生の内定率が二月末時点で89・7%だったことが、県の調査で分かった。比較可能な二〇一九年の同時期より3・3ポイント低下した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で求人が少なくなったことが影響しているとみられる。
調査によると、就職内定者は三万二千二百十九人。一方で就職を希望しながら就職先がまだ決まっていない学生が、三千七百一人いた。
短大は1・9ポイント減の90・9%だった。
大学生と短大生の内定率は、調査の協力を得られた県内の大学と短大の計六十五校で調べた。昨年は二月末時点の調査を実施しておらず、比較できるのが二年前の数値となった。最終となる三月末現在の内定率は四月末に発表する。
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