中日本航空専門学校生

　航空業界で働く人材を育てる中日本航空専門学校（関市迫間）で十五～十九日、航空整備科電子コース二年の十二人が厚生労働省認定の「ものづくりマイスター」、村瀬隆雄さん（６９）から工具の使い方などを学んでいる。

　同コースでは、航空機の部品を造る会社に就職しやすくなるという国家資格「技能検定　電子機器組み立て三級」の取得を目指す。技術と指導力が優れている村瀬さんを間近に見て資格取得に役立てる。

　十六日は村瀬さんからはんだごての扱い方を学び、ライトがついたり消えたりする「光検出器」を作るための準備をした。最終日までに完成させる計画。

　坂本壮平さん（２３）は「将来は航空関連の仕事に就くために、技術を身に付けたい」と意気込んだ。（森健人）