2020/07/16
関市の津保川流域を襲った西日本豪雨による水害から2年がたつのに合わせて、市関商工高校の建設工学科2年生19人が15日、防災講座を受けた。
土木技術者として働く卒業生が多く、「守られる人から守る人へ」と防災を学ぶ機会を設けている。
講座は、防災や環境整備に取り組む「中部地域づくり協会」(名古屋市)が担当。浸水時に避難が遅れ、家の中で水害に巻き込まれるシミュレーション映像を視聴した。生徒たちは、水の圧力で玄関が開けられなくなり、膝の下まで水がつかっている状況に驚いていた。
岩田さん(17)は「九州で起こった水害を見て、身近に起こるかもしれないと感じた。将来は防災に携わる仕事に就きたい」と話した。(森健人)
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