2020/06/08
新型コロナウイルス感染症の影響で雇用不安が広がっていることから、県労働組合総連合(愛労連)は6日、名古屋市熱田区沢下町の労働会館東館で、労働や生活に関する無料の電話相談を開いた。
協力する弁護士や傘下の労働組合の役員ら延べ36人が電話相談に応じ、午後3時までに約30件の問い合わせがあった。愛労連によると、新型コロナの影響で五月下旬から解雇や派遣切りといった深刻な労働問題の相談が多く寄せられるようになったという
この日は、業績が悪化した会社から6月末までに退職を迫られているというパート女性や、3カ月間、仕事がないという代行運転の男性運転手らから相談が寄せられた。
愛労連の竹内創事務局長代行は「新型コロナの影響は長期化している。団体交渉など労働組合で対応できることもあり、1人で悩まず相談してほしい」と呼び掛ける。次回の相談会は8月8日に開く予定。(池内琢)
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