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【岐阜】岐阜聾学校生に社会人の知識を 県社労士会支部が伝授

2020/02/20

 就職や進学を控えた高校生に働く上での知識を身に付けてもらおうと、県社会保険労務士会岐阜支部による出前授業が19日、岐阜市の岐阜聾(ろう)学校であり、卒業を控えた高等部の生徒12人が参加した。

 同市の社労士竹中俊雄さん(52)が講師を務め、労働基準法や給料明細の見方を説明。竹中さんは、働く際には労働条件通知書や就業規則を確認するよう呼び掛け、「困った時は社労士を頼って」と話した。

 4月から社会人になるという渡辺彩さん(18)は「健康保険や国民年金などをよく分かっていなかったので、勉強になった」と話した。(形田怜央菜)

竹中さん(右)の説明を受ける生徒ら=岐阜市の岐阜聾学校で
竹中さん(右)の説明を受ける生徒ら=岐阜市の岐阜聾学校で