2019/11/27
県内の自動車ディーラーの女性スタッフが仕事や職場環境などについて話し合う「ぎふティア会」が21日、岐阜市内であり、9社の25人が参加した=写真。
女性の活躍を後押ししようと、東京海上日動火災保険岐阜自動車営業部の女性社員が2016年から開催している。6回目の今回は、輸入車ディーラー岐阜ヤナセ(岐阜市)の店舗「メルセデス・ベンツ岐阜」で商品の機能などを顧客に説明するプロダクトエキスパートとして働く中村実佳さんが講演した。
社内で前例のない職種のため、3年前の就任当初は悩むこともあったというが、熟練者の仕事を見て学んだり、商品に興味を持つことで知識を増やしたりして自信を深めた経験を紹介。「この分野は自分が一番詳しいという武器を持つことが大事」と話した。
また、来店客の緊張を解くなど女性ならではの雰囲気が強みになる場面もあるといい、「男性社会の自動車業界で、女性という生まれながらの特権を生かす。性別を武器にするのはずるいと考えるより、持っているものを生かして輝いた方がいい」と呼び掛けた。(井上仁)
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