愛知県トラック協会による物流業界セミナーが１８日、名古屋市の愛知学院大名城公園キャンパスで開かれた。

　セミナーは同大学の２、３年生が対象。物流業界は運転手不足が深刻化しており、大学生に就職先として関心を持ってもらおうと昨年から開催している。協会所属の２１社がブースを構え、採用担当者が自社の特色や福利厚生制度、インターンシップ（就業体験）情報などを紹介した。

　同協会の担当者は「物流業界は拘束時間が長いとか、体力仕事といったイメージが残っているが、実際は長時間労働を是正する対策や機械化が進んでいる。学生からは『セミナーで物流業界へのイメージが変わった』との声も寄せられており、機会があれば他大学でも開催できれば」と話した。