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【愛知】医療・福祉分野で働く在日コリアンが議論 名古屋 多文化共生向け決意

2019/10/28

 医療や福祉分野で働く在日コリアンの専門家らが互いの経験や教訓を伝え、各現場での課題解決に向けた取り組みを考えるシンポジウムが27日、名古屋市東区のウィルあいちであった。高齢者向け介護サービスや生活困窮者の見守りなどを続ける企業や団体の担当者らがこれまでの歩みを振り返り、多文化共生社会に向けた決意を語った。

 一宮市の生活困窮者の支援団体「のわみ相談所」でボランティアを続ける医師の高勝義さん(77)は、在日コリアンに限らず、外国人労働者からの相談が近年増えている現状を紹介。「彼らの話を聞くたび、在日一世として苦難の中で私たちを育ててくれたアボジ(お父さん)、オモニ(お母さん)への感謝が湧く。困っている人のためにできることを模索し続けたい」と述べた。訪問介護事業所や精神科病院で働く理学療法士、精神保健福祉士らも登壇した。

 シンポジウムは在日本朝鮮人医学協会東海支部と、名古屋市北区や瀬戸市で在日コリアンの高齢者向けデイサービスなどを展開するNPO法人「コリアンネットあいち」が企画。日本の医療、介護関係者らも含め、約200人が参加した。

 NPO常任理事で介護支援専門員の金順愛さんは「日本が地域包括ケアシステムの実現を掲げる中、医療・福祉分野で地域に貢献してきた私たちが力を発揮できる場面は多いはず。これまでは『同胞のため』と尽くしてきた在日コリアンも、よりよい社会づくりに向け、取り組みを発展させていきたい」と話した。(安藤孝憲)

地域社会との連携を呼び掛ける「コリアンネットあいち」の金さん(左)=名古屋市東区のウィルあいちで
地域社会との連携を呼び掛ける「コリアンネットあいち」の金さん(左)=名古屋市東区のウィルあいちで