2019/10/22
厚生労働省は21日、2016年の大学卒業者のうち、就職後3年以内に仕事を辞めた人の割合が前年比0・2ポイント増の32・0%だったと発表した。高校卒業者は前年比0・1ポイント低下して39・2%。4年ぶりに%を下回った前年に続き、40%を切った。
大卒の産業別の離職率は、宿泊業・飲食サービス業が50・4%と最も高く、生活関連サービス業・娯楽業の46・6%、教育・学習支援業の45・9%と続いた。医療・福祉や小売業も離職の割合が40%近くに達した。
企業の規模別では、従業員5人未満が57・7%と高水準だった。従業員1000人以上は25・0%で、規模が大きくなるに従って離職率が低くなる傾向を示した。
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