2019/08/18
連合は昨年秋から、労働相談の窓口として無料通信アプリ「LINE」を活用、若者からのアクセスが増えている。電話に比べて手軽なためだ。連合は「自分の職場で、おかしいと感じたら気軽に相談を」と呼び掛けている。
LINEでの受け付けは昨年11月から5回実施、300件を超える相談があった。従来の電話やメールに比べ、全体の2割を20代が占めるなど若い世代の割合が高いという。10~20代からはこれまで「研修中に時給500円で働いたが違法では」「レジを締める時に不足分を払わされるが、法律に違反しないのか」といった相談が寄せられた。
中には「これって最賃割れ?」と書き込んだ上で自らの給与明細の写真を添付した人もおり、このケースは最低賃金を下回っていることがすぐに判明した。勤務の合間や移動中にやりとりできることもメリットだ。
次回相談会は8月26、27日の午前10時~午後3時。夏休みのアルバイトを主な相談テーマにしている。LINEのアカウントは連合の公式ホームページで確認できる。
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