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【愛知】名大医師の働き方 ナースと改革 特定看護師導入

2019/06/28

動脈採血や人工呼吸器操作など

 名古屋大医学部付属病院(名古屋市昭和区)は来年にも、看護師に医師の指示がなくても一部の医療行為を認める「特定看護師」制度を導入する。7月から院内で研修を始め、1年後に6人体制で始める。2024年度から勤務医の時間外労働が本格的に規制される前に、医師の負担を軽減し、働き方改革を推進する狙いがある。

 名大病院によると、5年以上の勤務経験のある看護師を対象に希望者を募り、1年間で計400時間ほどの研修時間を設定。一期生に院内の6人を受け入れる。臨床病態生理学などの基礎を学んだ上で、医師らから呼吸器やカテーテル管理などの実技指導を受ける。現在の看護師数は1200人で、医師数は400人。将来的には100人以上の特定看護師を確保したい考え。

 厚生労働省によると、特定看護師は17年6月時点で583人が働いているが、医師数の多い大学病院での導入例は少ないという。藤田医科大病院(愛知県豊明市)ではすでに導入済み。

 厚労省の有識者検討会は、勤務医の時間外労働の上限を年間で原則960時間に抑える案を出しており、今後、医師の負担軽減を目的に、大学病院でも導入が加速するとみられる。

 名大病院でも、一部勤務医の長時間労働が問題化。医師による患者や家族への病状の説明を平日の日中に限ることに理解を呼び掛けている。だが、医療の高度化による医師の負担が増す一方、増員は難しく、看護師との連携強化が必要と判断した。(安田功)

【特定看護師】 保健師助産師看護師法の改正に伴い、2015年に導入された。看護師は原則、医師の指示の下でしか医療行為ができないが、厚生労働省の指定を受けた機関で一定の研修を修了すれば、医師が事前に作成した手順書内で可能となる。対象は動脈採血や人工呼吸器操作など計38行為。