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【三重】労働環境改善誓う 働き方改革推進へ 連合三重や県など

2019/03/09

 働き方改革関連法が4月から施行されるのを前に、連合三重や県などは6日、県庁で長時間労働の是正など労働環境の改善に向けた「働く人の時間を大切にする三重県宣言」を行った。

 宣言では、残業をする際に労使が締結する「三六協定」を周知することや、ワークライフバランスを進める企業に対する支援などを掲げる。労働に関する教育を学校で実施し、宣言を広く知らせる内容も盛り込んだ。

 連合三重の吉川秀治会長や県経営者協会の小倉敏秀会長、鈴木英敬知事、三重労働局の下角圭司局長の4人が宣言文に署名した。連合が3月6日を「三六の日」として記念日登録したことを背景に同日の宣言が行われ、吉川会長は「全ての職場が法的手続きを経て、正しい姿で労働できる社会にしたいとの思いで啓発する」と述べた。

宣言文を手にする(左から)鈴木知事、吉川会長、小倉会長、下角局長=県庁で
宣言文を手にする(左から)鈴木知事、吉川会長、小倉会長、下角局長=県庁で