2018/12/21
難病を患いながら、ホームページや名刺の制作会社「仙拓」を経営する佐藤仙務(ひさむ)さん(27)の講演会が、大府市柊山町のおおぶ文化交流の杜であった。
大府市と市障がい者雇用事業所連絡協議会の共催。佐藤さんは難病の脊髄性筋萎縮症を患い、「寝たきり社長」を自称している。
講演は働き方と雇用がテーマ。佐藤さんは「障害のある人の働き方や障害者雇用について皆さんが考えるきっかけになれば」と前置きした上で、障害のある人の働き方として、認知症予防のためにテレビ電話で高齢者と会話をする仕事を紹介。「在宅時間の多い、障害のある人だからこそできる仕事」「健常者と障害者は平等だが、同質ではない。戦う軸をずらして働くことが大切」などと思いを語った。 (山本琢之)
転職・求人情報検索(名古屋市・愛知県・岐阜県・三重県)はトップから