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【三重】仕事と生活 両立に生かす 女性職員が座談会  

2018/11/14

津署と津税務署、三重労働局 

 津署と津税務署、三重労働局の女性職員が参加する「女性活躍とワークライフバランスに関する座談会」が十三日、津市桜橋の津税務署で開かれ、両署と労働局の女性職員約三十人が参加した。

 女性活躍と働き方改革が社会的な課題となる中、各現場の女性同士が率直に意見交換することで、仕事と生活の両立に生かすのが狙い。津税務署が津署と三重労働局に開催を呼び掛けて初めて実現した。

 座談会では、津署で働く二十代の女性署員が「家に帰っても携帯電話を手放せず、休みや夜中でも呼び出されることもある。家庭を持つと大変かなと感じることもある」との思いを紹介。津税務署で働く三十代の女性職員は「帰宅が遅くなると子どもたちにさびしい思いをさせるので、できるだけ(子どもと)接する時間をつくっている」と、仕事と家庭を両立させていく工夫について話した。

 津税務署の担当者は「女性職員同士で情報を共有し、意見交換することは大切。今回出た意見や悩みを、よりよい職場環境を整えていく参考にしたい」としている。(佐藤裕介)

津署と津税務署、三重労働局の女性職員が参加した座談会=津市桜橋の津税務署で
津署と津税務署、三重労働局の女性職員が参加した座談会=津市桜橋の津税務署で