県は、女性の働き方などを協議する「清流の国ぎふ女性の活躍推進会議」の初会合を県庁で開いた。女性の活躍を促す目的で定める２０２０年度までの推進計画の骨子を示した。推進会議は女性活躍推進法に基づいて設置し、県の取り組みの評価や施策を検討する。経済界や行政関係者ら委員２３人が出席した。計画案は、県民に意見を聞くパブリックコメントも行い、来年２月の次回会合でまとめる。

　骨子には、いったん離職した女性の復職やキャリアアップの支援を盛り込んだ。１０年時の国勢調査を基にした２５～３４歳の女性の労働力率を７２・０％から８３・９％に引き上げることや、女性管理職の比率を全国最低の１１・４％から１８・２％にするなどの数値目標も設定している。（磯部旭弘）